君と僕と動物

ペット大好き系(元)バンドマンによる雑記ペットブログ

野良猫に寄生していた寄生虫のお話 野良猫を拾ったらまずは動物病院へ!

 「野良猫」を飼ったことがありますか?

 

やせ細った「野良猫」がすりよってきたらどうしますか?

 

f:id:pompom_stk:20190701234742j:plain

 

猫を飼うときはペットショップで買う以外にも里親を募集している猫を引き取るなどの方法もあります。自分で足を運んで見にいき、運命を感じた猫ちゃんを連れて帰って飼うことはとても素晴らしいことです。

そしてもう一つ、最も大変であろう方法野良猫を拾うことです。

私は実家に2匹の猫がいるのですが、どちらも野良猫を拾い飼いました。

私はペットショップで買ったことや里親募集の猫を飼ったこともあります。その中で野良猫を飼うことは尊い猫の命が一つ救われる素晴らしい方法だと考えていました。しかし、実際に野良猫を飼うことは簡単でなく、大変なことが多いです。

私が飼ったときは、なかなか懐いてくれなかったり毛並みが悪かったりなどいろいろありました。数ある大変だったことの中で、私が最も悩まされたことが「寄生虫」でした。

今回は私が猫を飼った時の寄生虫のお話をしたいと思います。

 

 

野良猫とは?

f:id:pompom_stk:20190609020502j:plain

 

野良猫というのは飼い主のいない猫のことを指します。統計によるとこれは日本人の99.9%は知っています。

 

いや違う、今日は真面目に伝えたいんだった!

 

まずは野良猫がどのような生活を送っているのか知っていますか?

野良猫は私たちが想像する以上に過酷な生活をしています。一番わかりやすい話で言うと寿命に関してです。飼い猫は7歳で高齢期を迎え、15歳前後まで生きることが多いです。しかし野良猫の場合、過酷な状況下で食べるものがない場合もあり、ほとんどの猫が高齢期を迎える前の5歳までに亡くなってしまいます。もちろんそれ以上生きる猫もいますが、子猫で食べるものがなくて亡くなってしまう猫や車に轢かれたり他の猫と喧嘩して負けて弱って亡くなってしまうなど様々な状況が考えられます。 

野良猫の餌事情

f:id:pompom_stk:20190609020732j:plain

 

野生の猫は基本肉食です。よく猫は魚やねずみを食べるイメージが強いと思います。他にもうさぎや小鳥を食べることもあります。

人間からもらった食べ残しや餌などは、野良猫にとってとても貴重な栄養源となります。そのため、一度餌をあげたら何度もやってきたりすることが多々あります。寄り付いてしまうため「責任が持てないなら野良猫に餌を与えるな!」と聞いたことがある人も多いでしょう。

このように様々な餌を食べている猫ですが、実は食べることで猫にとって命の危険性がある生物もいます。これはまた後ほど説明します。

寄生虫の駆除

猫には「条虫」と呼ばれる寄生虫が寄生します。猫に寄生する寄生虫は国内でも10種類以上とされており、野良猫の場合は高確率で寄生していると考えて良いでしょう。

そのため、まず野良猫を拾ったら動物病院へ行き、寄生虫の検査をしましょう。寄生されていた場合は、薬によって条虫を殺すことができます。

寄生されることで嘔吐や下痢などの症状が見られることもありますが、何も症状が現れない場合もあります。うちの猫は一匹は症状があったのですがもう一匹は症状がありませんでした。症状がないため寄生されていないと思っていたのですが、動物病院を受診すると見事寄生されておりました。もし症状がなくても野良猫を拾ったら必ず動物病院で診察を受けることを強くお勧めします。

条虫には日本で10種類以上が存在していると言いましたが、その中で私の飼っている猫の中にいた最も有名な寄生虫を紹介します。生々しい表現だったり虫が苦手な人には不快な表現が使われています。苦手な人はご注意ください。

瓜実条虫(サナダムシ)

一番有名な条虫なのではないでしょうか。基本的には猫に被害はありませんが、嘔吐や下痢などを起こす場合もあります。

寄生されても無症状のことが多いですが、条虫の一部が腸内でちぎれ、うんちと一緒に肛門から出るときに猫は痒くて床にお尻をこすりつけたりします。この場合、うんちの中や猫のおしりに条虫がついて動いています。とても不快です。

猫から排出された条虫が乾燥すると米粒ほどの大きさになり、これには瓜実条虫の卵が含まれています。これをノミが食べることでノミに寄生します。そして猫にはノミが付いていることが多く、そのノミを誤って口にしてしまった猫に再度寄生します。このように瓜実条虫は命を繋いでいるのです。

もし飼い猫がおしりを床にこすりつけるような動作をしていたら一度病院に連れて行きましょう。

マンソン裂頭条虫

これは私にとってすごくトラウマになっている条虫です。猫を拾って1週間ほどしてから一匹が嘔吐や下痢を繰り返すようになり、おしりに白い物体が見えました。引っ張ると途中で切れてしまったため動物病院に診察に行くと「瓜実条虫」と言われました。

特に問題はないから薬を飲んだらそのうちいなくなると言われ安心したのですが、その晩おしりからとんでもないほどの太さ(多分2.3cmくらい)の条虫がでてきました。正確には一匹の細長い条虫が束になって出てきたため、とんでもない太さになりおしりから血も出ていました。

私は芋虫など細長くてうねうねした虫が大の苦手なので、このときは本当に気持ち悪かったです。引っ張るとすごく嫌がるのではさみで切りました。 

次の日別の病院へ行くと「マンソン裂頭条虫」だと言われ、このままだと死んでいたと言われました。(ちなみに最初行った病院は知り合いが経営しているため行ったのですが、実際あまり評判が良くありませんでした。病院は選びましょう。)

先ほど「食べることで命の危険性のある生物もいる」と話しましたが、これはカエルヘビです。これらを食べることでマンソン裂頭条虫が寄生することがあります。基本的に寄生虫は、宿主(この場合は猫)が死んでしまうと自分も絶命してしまうため殺しません。しかしマンソン裂頭条虫は例外で宿主を殺してしまうそうです。

うちの猫はそのときまだ生まれて推定2ヶ月程の子猫で、カエルやヘビを食べることは難しく、マンソン裂頭条虫もかなりの大きさに成長していました。どうやら親猫がカエルなどを食べて寄生されており、産まれたうちの猫にも寄生したということらしいです。先生に聞いた話によると、猫はあまりカエルやヘビは好んで食べないらしく、親猫は過酷な生活を送っていたのではないかと言われました。

その後、薬を投与してもらいました。毎日うんちと一緒に細かくちぎれたマンソン裂頭条虫が排出され、数日後にはこれまでとは比べ物にならないほど元気になり毛並みにツヤも出てきました。

もし拾った野良猫にマンソン裂頭条虫が寄生されていると私のように不快で気色の悪いものを見るはめになります。見たくなければ症状がなくてもすぐに病院へ連れて行きましょう。 

ノミの駆除

野良猫にはノミやダニが必ずいます。もし野良猫を飼ってそのまま家で飼うと家にノミ・ダニが増殖する可能性があります。駆除薬は動物病院に行くことでもらえますが、毎回動物病院へもらいに行くのが大変だと感じる方はネットで購入することもできます。

 

詳細はこちらから

猫用 フロントラインプラス 3ピペット 【動物用医薬品】【ノミ・ダニ・シラミ駆除】【HLS_DU】

 

もしこれを見ている方が、今まさに野良猫を拾ってたばかりならすぐに動物病院へ行ってノミの駆除薬をもらいましょう。もしかするとノミだけでなく寄生虫がいるかもしれませんし、ネットで飼うと発送までに時間がかかります。

ノミを放っておくと猫も人間もとても痒くて不快な思いをします。

それだけでなく、もし猫に瓜実条虫が寄生している状態でノミを放っておくと先ほどの「瓜実条虫命のサイクル」が始まってしまいます。

ちなみに瓜実条虫は人間に寄生した例もあります。

寄生虫の放置は命取り

f:id:pompom_stk:20190609020914j:plain

 

寄生虫は他にも様々な種類がいます。放置していても特に何の問題がない寄生虫もいれば、寄生されることで命の危険性がある寄生虫もいます。何度も繰り返しますが、野良猫を飼うことに決めたらできればその日、遅くても次の日までには動物病院へ連れて行きましょう。

 

他の猫に関する記事はこちら!