君と僕と動物

ペット大好き系(元)バンドマンによる雑記ペットブログ

犬と猫の換毛期を理解して少しでもラクに過ごそう!

犬や猫は年に2回換毛期が訪れます。換毛期とは犬や猫が自分の体を暑さや寒さから守るために体の毛を生え変える時期ことで、とても大切な時期となります。

この時期は部屋に毛が散らばる他、毛球症の恐れがあるなど飼い主にとっても悩みどころの多い時期となります。換毛期のことを理解して正しい対処法を取ることが大切です。

f:id:pompom_stk:20190808025317j:plain

換毛期って全ての犬と猫に訪れるのかな?

ほとんどの犬と猫には訪れるけど例外もいるみたいだね。

犬・猫の換毛期

換毛期って何?

犬や猫は自分の毛を生え変えることで体温調整をし、自分の身を守っています。換毛期は一般的に暖かくなり始める3月頃(春)と寒くなり始める11月頃 (秋)の年2回訪れます。

猫や犬は1年を通して常に毛が抜けて床に毛が落ちていることが多く毎日掃除機をかけることが大変です。しかし換毛期になると、初めて体験する飼い主は病気なのではないかとびっくりするほど毛が抜けます。肌が見えるほど毛が抜けすぎると病気を疑ったほうがいいかもしれませんが、基本的に犬や猫にとって抜け毛は生理現象とも言えるので、他に変わった様子もなく元気であれば驚く必要はありません。

夏毛と冬毛の違い

犬や猫は春頃に夏毛が、冬頃に冬毛へと生え変わります。この夏毛と冬毛にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか?

まずは夏毛の特徴です。夏毛は少し硬めの毛が低い密度で生えます。そうすることで密度の低い毛の間が風の通り道となり通気性を良くします。夏毛は寒い冬が終わり気候が暖かくなる春頃に換毛期が訪れます。

次に冬毛の特徴です。冬毛は夏毛よりも柔らかくふわふわとした細い毛(アンダーコート)が密集して生えます。そうすることで風の通り道が少なくなり保温機能が高まります。ちなみに人間は1つの毛穴から2~3本の毛が生えてきますが、犬や猫の場合1つの毛穴から6本程度の毛が生えてくるため、体にフサフサな毛を密集して生やすことができ、見た目もとてもふわふわとした子になります。冬毛は暑い夏が終わり、気候が涼しくなると換毛期が訪れます。

室内飼いの場合換毛期が来ない?

犬や猫を室内で飼っている場合、ダブルコートの個体でも換毛期が来ない場合が多いです。換毛期は主に体温調整のために訪れますが、室内で過ごす犬や猫は年中エアコンによって過ごしやすい環境下で過ごしている場合がほとんどでしょう。つまり外で過ごす子と異なり夏と冬とで毛を生え変え体温を調整する必要性がありません。

これにより、室内で飼う犬と猫には春と秋に換毛期が訪れないことが多いとされています。もちろん家で飼っていても通常通り換毛期が訪れる場合もあります。訪れない子も換毛期にかかわらず、年中毛が生え変わるということにもなります。

私は家で猫を飼った経験と外で犬を飼った経験がありますが、家猫に比べて外犬の毛の抜けようはものすごい量でした。家猫はブラッシングで毛を抜いても見た目にそこまで変化がありませんでしたが、外犬の場合は毛の量が多くて長毛な犬だったこともありますが体が1周り2周り小さく見えていました。

2種類の毛の種類

f:id:pompom_stk:20190808025648j:plain

犬や猫の毛は、上毛であるオーバーコートと下毛であるアンダーコートの二重構造になっています。中にはオーバーコートのみの個体もいます。

オーバーコートは表面から見える毛で長さがばらばらであり、皮膚を直射日光から守る役割を持っています。アンダーコートは一定の長さで生えており皮膚を保湿保温する役割を持っています。

シングルコートとダブルコート

犬や猫は2種類の毛の生え方があります。これはオーバーコートとアンダーコートの生え方によって決まります。

シングルコート・・・アンダーコートが生えずにオーバーコートのみ生える個体を言います。基本的に季節による換毛期はありません。

ダブルコート・・・被毛がアンダーコートとオーバーコートの二重構造になっている個体を言います。季節による換毛期があり、春・秋に被毛が生え変わります。

シングルコートとダブルコートってそれぞれどんな種類の犬や猫が当てはまるのかな?

いっぱい種類がいて書ききれないけど有名な犬と猫を表にまとめてみたよ。 

  シングルコート ダブルコート
犬種

ヨークシャーテリア

シーズー

マルチーズ など

トイプードル

ポメラニアン

柴犬 など

猫種

シャム

メインクーン

ベンガル など

アメリカンショートヘア

エキゾチックショートヘア

マンチカン など

基本的に長毛の犬や猫はダブルコートの被毛を持っている場合が多いですが例外もあります。代表的な長毛猫であるノルウェージャンフォレストキャットはダブルコートに該当しますが、上表を見てもらえればわかる通り同じく代表的な長毛猫であるメインクーンはシングルコートに該当します。

換毛期に気をつけること

換毛期には家の中を大量の毛が舞い、犬や猫の飼い主を毎年悩ませます。

部屋のいたるところに毛が!

床に座るとお尻に毛が!!

部屋にいるだけなのに服に毛が!!!

抱っこをしたら服が毛まみれ!!!!

このような悩みを持った飼い主は多いはずです。スーツを着た時犬や猫がとびついてくるとそれはもう大変なことになりますよ。

換毛期にはブラッシングが大切

f:id:pompom_stk:20190808025913j:plain

犬や猫はどうしても毛が生え変わる動物です。部屋に舞う毛や服につく毛を完全に解消させることはほぼ不可能ですが、日々のお手入れによって少しでもラクに過ごすことは可能です。最も有効な手入れ方法はやはりブラッシングでしょう。

大量の毛が抜ける換毛期には適切なブラッシングをしてあげることで少しでも抜け毛が部屋に舞うことを解消することができます。特に春の夏毛への換毛期は冬の寒い時期を乗り越えるためにみっしりと生えていたアンダーコートが大量に抜け落ちます。このアンダーコートをブラッシングによって落としてあげるだけで部屋が毛まみれになることをかなり防ぐことができます。

毛球症に気をつけよう(猫の場合)

この項目は犬を飼っている方にはあまり関係のない話かもしれません。

毛球症とはグルーミング(毛づくろい)によって飲み込んでしまった被毛が胃や腸に溜まることで起きる消化管の病気です。通常、猫は嘔吐することによってグルーミングによって体内に取り入れてしまった毛を排出します。猫初心者の方は飼い猫がいきなり普段出さない声を出したり異様な動作をして、嘔吐する姿に驚くことが多いでしょう。

しかしこれは正常なことです。逆に嘔吐を全く行わないことは毛球症になってしまう可能性があるため注意が必要です。体外へ毛を排出させないと体内にどんどん毛がたまってしまい毛球症となります。最悪の場合、毛玉が腸内に詰まってしまい手術によって取り除かないといけなくなってしまいます。

しかし胃や腸の中に毛玉が溜まるといってもあまりイメージがつかないと思います。イメージとしては被毛が体内で潰されることで下の写真のフェルトのような毛玉が出来上がります。猫の腸は1cm程度のものしか通過できないとされているため、このフェルトのようなものが腸に詰まると考えたら毛球症がどのようなものかがイメージつきやすいのではないでしょうか?

f:id:pompom_stk:20190808025942j:plain

ちなみに毛球症は特に長毛猫がなりやすい病気ですが、その他うさぎやフェレットに起きる場合があります。犬でも毛球症になってしまったという事例はあるそうですが、かなり稀なケースです。警戒するに超したことはありませんが、そこまで気にする必要もないでしょう。

今回のまとめ

毛が生え変わるのって部屋に毛が散乱して大変だけどきちんと意味があるんだね。

部屋で飼っている子やシングルコートの子は換毛期が訪れないこともあるけど年中生え変わるからブラッシングは絶対必要なんだよ。

換毛期のブラッシングは部屋に毛をばらまかないこと以外にも毛球症予防にもなる大切なことなんだね。

毛球症になってしまうと最悪手術しないといけなくなるから特に長毛猫は注意が必要なんだよ。

ブラッシングの方法以外にも毛球症についてもまたもう少し詳しく知りたいな。